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就活でやってはいけないこと やるべきこと

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就職活動解禁

就職活動がついに解禁されましたね。

就活生のみなさんは会社説明会やESや面接に精を出されていることかと思います。

本記事では採用する側の経験として起こった事件やったほうがいいことを順番にご紹介したいと思います。

 

やる気があるのはいいけれど…

まずやってはいけないこと、法に触れることです。って当たり前のように思われますよね?でも内定がなくて焦ってくるとなりふり構わなくなり、周りが見えていない人がいます。法律違反とはいかないまでも説明会の進行を無視した自分アピールや一人で延々しゃべり続けてしまう人いますよね。かなりのマイナスです。

採用している側は「一緒に働きたい人」という目線で見ています。いつでもそれは忘れないでほしいです。

 

起きた事件

ある夏のことでした。休日出勤で会社にいた私はお昼時間になり外に出て昼食を取ろうとしました。廊下に見慣れないスーツの人がいて少し不思議に思いつつも外に向かおうとした時、

「あの…ちょっといいですか?」

と声をかけられました。話を聞けば就職活動中の女性で、やりたいことの説明と自分アピールの後、どこの部署ならそれが実現できるか、どんなことをしているのかを質問されました。でも私は話どころではありませんでした。なぜなら声をかけられた場所が社員のみしか出入りできない場所だったからです。つまりどう考えても不法侵入。やる気にあふれているのはわかるけどこれはいかんと注意を行い、しかるべき対処をしました。どうしても社員の生の話が聞きたい、とだめだと分かってはいたけど侵入したとのことでした。

どうしても社員の方と話したい!という場合は

会社説明会ではいいことしか言わないし現場の残業状況や社員のほんとのところのお話を聞きたい!という方は多いと思います。このこと自体はとてもいいことで希望する会社にはドンドンやっていけばいいと思います。しかし気を付けていただきたいのが待つ場所です。建物に侵入などもってのほかで、敷地内にも入ってはいけません。申し訳ないですが、ひたすら敷地外から待っていてくださいね。

 

事件 その後…

実は侵入した女性からメールアドレスを渡され質問の回答を行ってほしいと依頼されていました。しかし驚きの展開が…

メールが送れない。

その場で名前とメールアドレスを書いて渡されたのですが、急いでいたからでしょうね。メールアドレスが間違っているようでした。

実は私その年の採用に影響する権限を持っていたのですが、連絡がとれないんじゃアドバイスも質問の回答もできません。第一志望です、としきりに言っていましたが本当にそうならもったいないことですね。残念ながら彼女とは二度と会うことはありませんでした。

 

やったほうがいいこと

ここまで読んでいただいたのであれば薄々気づかれたかと思いますが、やったことがいいこと、それは名刺作成です。

印刷所に頼む必要はありません。立派である必要もありません。(デザイン会社ならデザインは拘ったほうがいいかもしれません)家のコピー機でもいいと思います。

ただ単に確実に読める書体で間違いなく連絡先が分かるものを用意したほうがいいということです。何年も社会人をやっていますが、電話番号、メールアドレスが読めないまたは誤っているせいで連絡がとれない就活生の話は毎年聞きます。積極的に志望会社の社員と交流や情報取得を狙っていくのなら必須です。

 

最後に

連絡先が分からない就活生の話を聞くたびに、名刺を作成することの重要性を伝えたいと思っていました。面接のコツなど伝えたいことはまだありますが、これは面接官や会社によって変わるところが大きいので就活生の方にはあまり情報に振り回されず、自分らしいアピールをしてもらいたいと思います。「一緒に働きたいと思ってもらえる」ようES、面接頑張ってください!